本の紹介 読書 資産運用

【お金に苦労したくない方に】「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」JL・コリンズ

みなさんはお金持ちになりたいですか?

私はなりたいです。

私は45歳までに自分が働かなくても収入を得られる不労所得を作り、晴耕雨読の日々を送ります。

そこで!

今回は資産運用と人生について書かれた本、「父が娘に伝える自由に生きるための30の投資の教え」を紹介したいと思います。

私自身は現在20代後半ですが、親からのお金に関する教育は受けておらず、資産運用を開始したのも最近です。

 

そんなことから、この本を見たときに、個人的にタイトルの内容に共感するものがあり、手に取りました。

この本はタイトル通り、娘をもつ著者が、自分がこれまでに得た資産運用の方法を、書き留めたものです。

もともとは娘さんが10代のときに手紙を書き、そしてそれがブログになり、最終的に書籍として世に出たのです。

株式投資による資産運用の本は、本書以外にもたくさん読んできました。

この本が他の株式投資を用いた資産運用関連の書籍と異なる点は、2点あります。

それが、

  • 資産運用を土台にして、人生の心構えについても書かれている。
  • 株式投資において一般的とされている、「ドルコスト平均法での購入」と「アセットアロケーションへの債権の組み入れ」をおすすめしていない

という点です。

それぞれ見ていきましょう。

この本を読んでいただきたい方

・お金に苦労したくない方
・株式投資に興味がある方
・サラリーマンの方

心構え①:支出は稼ぎより少なくする、②:借金はしない

本書は投資と人生の哲学について書かれており、それが以下の三点です。

  1. 支出は稼ぎより少なくする
  2. 余りは投資する
  3. 借金をしない

これを聞くと多くの人が「おいおい、そんなのあたりまえでしょう?今更何を当たり前のことを…」と思うかもしれません。

しかし、本当にあなたは収入よりも少ないお金で、支出を賄えていますか?

なんと筆者は、「リボ払いやカーローン、住宅ローンなどといった、将来の収入をあてにした借り入れは、稼ぎよりも高い支出を行っている」というのです。

ギクッとした人もいるのではないでしょうか。

私自身、過去に車を所有していたことがあり、当時はカーローンを組んでいました。

また、利子はないものの奨学金も借りていたので、まさに将来の収入に期待して、稼ぎよりも支出が多い状態でした。

住宅ローンとなると、高額の借り入れをすることになります。

すでに借り入れをしている人に対して、筆者はこう述べています。

・金利が3%未満だったら、返済は焦らず、余剰資金を投資に回しなさい

・金利が3~5%だったら、余剰資金を返済に充てても、投資に回しても構わないので、お好きなやり方で

・金利が5%より高かったら、何をおいてもできるだけ早く借入金を返済すべきです

この数字は、株式投資で得られる期待リターンをもとに想定されています。

株式投資での期待リターンは平均すると3~6%なので、金利が5%までならリターンで相殺、あるいはリターンのほうが大きくなります。

金利が5%以上だと、株式投資でのリターンではカバーできないので、返済を早く行うことが、何よりの優先事項となります。

心構え③:余りは投資する

筆者はずばり、収入の50%を資産運用に回すべきだと考えています。

私も実際にシミュレーションしたのですが、会社に縛られないお金を手に入れようと思うと、このくらいは必要になってきます。

仮に期待リターン4%で年間の不労所得を200万円得ようとすると、200万(円)÷0.04(%)=5000万(円)必要となります。

20年後に4%リターンで5000万円貯めようと思うと下図のように、毎月136,323円の積み立てが必要になります。

積立かんたんシミュレーション | 投信積立 | 投資信託 | 楽天証券 (rakuten-sec.co.jp)にて作成)

税引き後の手取りを25万(円)とすると、だいたい50%になりますね。

これくらいのイメージです。

では何に投資すればいいのか、それはインデックスファンドです。

アメリカの市場全体に投資するファンド(S&P500や米国ETF)に投資することを進めています。

米国株投資に関しては、この記事をご覧ください。

【おすすめ読書】「世界一やさしい米国株の教科書 1年生」はちどう

また、筆者は資産の中に債権を入れることをお勧めしていません。

債券とは、社会的に一定の信用力のある発行体が資金を調達する際に、金銭消費貸借契約に類似の法律関係に基づく金銭債権の内容を券面上に実体化させて発行する有価証券のことです。

債券 - Wikipedia

一般的に株式よりも値動きがマイルドであるため、つまり資産の値動きをマイルドにできる(=デフレヘッジ)と言われています。

そんな債権について

  • 債券も価値が下がるインフレリスクがある
  • 満期までに金利が変動するリスク
  • 保有期間(短期で1-5年、長期だと12年以上(米国債の場合))

といった理由から、債券の購入はおすすめしないというのです。

これは人それぞれの好みでしょう。

かの有名なウォーレンバフェットは、自分の死後は資産を90%をインデックスファンド、10%を短期債で運用するように妻に言っています。

資産運用のメインにすることはないでしょうが、少なくとも株式よりはリスクが低いことは間違いないので、

自分が許容できるリスクに応じて、組み入れることは有効な手段だと思います。

読後に感じたこと

インデックスファンドに投資して運用する秘訣は、中身を変えずに、コツコツと長期で運用することだと著者のみならず、あらゆる株式投資に関する書籍では言っています。

なので、この本にもっと早く、できれば大学生の時に出会っていれば強く思いました。
(今調べたら、私が大学生の時はこの本は発行されていませんでした...)

残念ながら私の周囲には資産運用の大切さについて教えてくれる人はおらず、自らこの知識を得たのは20代後半に入ったころでした。

もし仮にあなたが大学生ならば、そして身の回りに大学生がいるなら、この本を手に取る、もしくはプレゼントしてあげてください。

そして株式投資に詳しいなら、つみたてNISAやiDeCoなど、基本的なことだけ教えてあげてください。

株式投資は危険なものと思われがちですが、正しい付き合い方をすれば自分の資産を最大化する有効なツールとなりえます。

私の身の回りでも、株式投資をやっているというと「大丈夫なの?」「危なくないの?」と過度に心配する人がいまだにいます。

そんなことでは、いつまでたってもお金持ちになることはできません。

これからの日本のためにも、正しく株式投資をする人が一人でも増えることを願ってやみません。

その一助になれれば幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

>>あわせて読みたい

インデックス投資編は全世界株式か米国株式か。

米国株投資にはSBI証券がおすすめな理由3選!

-本の紹介, 読書, 資産運用
-,