今回は私がこれまでの登山生活、キャンプ生活、また自転車での旅生活をずっと共にしてきたマストアイテム、エアマットをご紹介したいと思います。
とにかくアウトドアで眠ることがあるときは必ず持っていきます。
これがあるのとないのとでは、睡眠の質に大きな差が生じます。
登山でテント泊をする方、キャンプでテント泊をする方全員におススメの道具です。
エアマットって?

エアマットとは、その名の通り、空気を入れて使用するマットです。使わないときは空気を抜いておけるので、スペースの節約ができます。
特に登山ではザックに入れていける荷物の量に制限があるので、省スペースなほうがありがたいですよね。
そしてエアを入れることによって、マットがふかふかになります。
アウトドアでテントを張る場所って、基本的に地面はゴツゴツだったり、ボコボコしていたりと、とてもじゃないけど快適とは言えないところがほとんどです。
薄いマットだけを敷いて寝ると、体の下にある石や枝が当たって痛いです。
ところが、そんな悩みは、エアマットを用いればすべて解決します。
エアマットは空気を入れると3cmほどの厚さになります。
この厚みがあるおかげで地面との距離が保たれ、地形の影響を感じなくなります。
体も程よく沈んで、薄手のマットレスで寝ているような感覚になります。
どうやって使うの?

エアマットは専用の袋に入っていますので、まずはそれを取り出します。
そして広げて、バルブから口、もしくは専用のポンプを使って空気を入れます。
最後にバルブの栓を閉じればそれでOKです。
私は暑い時期はシュラフの下に敷いて、寒い時期はシュラフの中に入れて使用しています。
エアマットにデメリットってあるの?

デメリットが二つだけあります。それは、
- 値段が高い
- 穴が空いてしまうと、一時的に機能を失う
ということです。
まず値段についてですが、私が愛用しているサーマレスト社のスタンダードモデル「プロライト」で税込み13,000円します。
さらにコンパクト、軽量の「ネオエアーXライト」ですと、税込み26,000円します。
寝るときにだけ使うものにしては、中々いい値段がします。
登山やキャンプを始めて間もない人には、なかなか手が出せないかとおもいます。
デメリットの二つ目ですが、エアマットは穴が空いてしまうと膨らまずに、機能を失ってしまいます。
ですので、使用する際にエアマットの下に鋭利なものがないかよく確認し、穴をあけてしまわないように注意する必要があります。
ただ、そこまで乱雑に扱いさえしなければ、よっぽどのことがない限り穴が空くことはないでしょう。
私自身使い始めて8年ほど経ち、使用頻度も年に20回ほどの使用ですが、一向に問題ありません。
おわりに
アウトドア、とりわけ登山において睡眠は、翌日のパフォーマンスにも影響を及ぼす大事な要素です。
その眠りのためのエアマット導入は、その値段の高さを補なってもあまりあります。
私はもう手放せなくなりました。
アウトドアライフで、睡眠の質を向上させたい方はぜひ導入を検討してみてはいかがでしょうか。
「プロライト」がスタンダードモデル、「ネオエアーXライト」がより軽量、コンパクトのハイエンドモデルです。
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